医療機器メーカーで営業職をするデメリットを解説

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医療機器メーカーで営業職をするデメリットを解説
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JAC Recruitment [ジェイ エイ シー リクルートメント]

 

「医療機器メーカーの営業職のデメリットとは?」と疑問を持つ読者向けに、医療機器業界で10年以上の営業経験を持つ筆者が解説をします。

この記事の信頼性

この記事を書いている私は、現役の医療機器業界の営業職として10年以上の経験を持っています。

私は7年前に転職し、現在は外資系の医療機器メーカーでプレイングマネージャーとして勤務しています。日々、医療機関に対して製品の提案を行っています。

これまでの経験や同僚や部下を見ていて感じる医療機器メーカーの営業職のデメリットについて解説します。

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医療機器メーカーの営業職のデメリット

医療機器メーカーの営業職には、専門性や高い年収といったメリットが存在します。

しかし、これらのメリットが逆にデメリットをもたらす場合もあります。

高いプレッシャーを伴う

医療機器メーカーの営業職は、高いプレッシャーを伴うことが多いです。

競争が激しい業界であるため、目標達成のための厳しいノルマが課せられることもあります。

目標を達成するためには、綿密な行動計画が要求されることもあります。また、その計画を実際のアクションに移して実績に反映させるプロセスは常にプレッシャーが伴うものです。

ほとんどの医療機器メーカーの営業職では、四半期ごとに営業会議に参加し、各エリアの活動報告を行います。そのような上司や本社への定期的な報告がプレッシャーに感じる人は少なくありません。

専門知識が必要

医療機器メーカーの営業職は、医療機器の専門知識が必要となります。

これは、自社の製品を適切に医療従事者に対して提案するため、また、ユーザーからの質問に対して適切な回答を提供するためです。

しかし、この専門知識を身につけるためには、時間と労力を必要とします。

どのような専門知識が必要?

例えば、循環器のカテーテル治療を提案する場合、カテーテル自体だけでなく、循環器疾患に関する知識も必要です。

心臓や血管の構造、疾患の病態生理、治療法など、関連する知識を習得することで、医療従事者に対してより的確な提案や回答を行うことができます。

循環器の疾患に関する最新の研究やトレンドにも精通し、医療現場のニーズに合わせた提案を行うことが重要です。

このような補助的な知識を持つことで、治療の効果や安全性を説明し、医療従事者の信頼を得ることができます。

しかし、そのような知識習得の大変さをデメリットに感じる人もいます。

緊張するプレゼンテーションが多い

医療機器メーカーの営業職では、医療従事者に対する製品説明のプレゼンテーションの機会が多くあります。

プレゼンテーションに慣れていない人、苦手な人にとっては、人前で話すことが苦痛に感じてしまうかもしれません。

医療従事者は専門的な知識と経験を持っており、自分の製品や技術に対して高い専門性を求められるため、プレゼンテーションを行う際には自身の知識やスキルを適切に伝える必要があります。

緊張はプレゼンテーションを行う人にとって一般的な感情ですが、医療従事者へのプレゼンテーションでは特に緊張が高まることがあります。

なぜなら、医療現場では患者の治療や健康に関わる重要な決定が行われるため、正確かつ信頼性の高い情報を提供する責任があるからです。

残業になりやすい(長時間労働)

医療機器メーカーの営業職は、医療従事者の都合に合わせて面談や説明会を実施するため、残業が発生しやすい労働環境と言わざるを得ません。

医師や看護師は患者の治療や手術などで忙しい日々を送っており、診療時間中にアポイントを取ることが難しいです。

そのため、面談や説明会は、診療や手術が落ち着いている朝早い時間や夕方以降に行われることが多いです。

特に、カンファレンスと呼ばれる医局会での説明会では、まず先生方同士の話し合いが終わるのを待つ必要があり、メーカーの説明会が18時以降に開始されるケースも珍しくありません。

さらに、会社や自宅に帰るまでの移動時間も考慮すると、医療機器メーカーの営業職の労働時間が長くなることもあります。

また、医療機器によっては立会や緊急対応といった不規則な勤務を強いられる場合がありますし、学会の展示スタッフとして休日に勤務が入る可能性もあります。

一部の医療機器メーカーでは、営業職の労働時間が非常に長くなる場合があり、そのためにデメリットを感じる社員が離職することもあります。

関連記事:医療機器メーカーの勤務時間、残業、休日出勤の実態を解説する

車での長距離移動がある

医療機器メーカーの営業職は、広いエリアを担当する場合があります。

往復100km〜200kmの移動を日常的に繰り返すことも珍しくありません。

新幹線や電車などを利用できれば体力の問題もありませんが、医療機器メーカーの営業職は車に医療機器を積んで運ぶ必要があります。

そのため、移動手段が車に限られる場合が多いです。

長距離移動を日常的に繰り返した結果、腰痛やヘルニアになってしまった同僚も複数人いるため、デメリットを感じる人もいるでしょう。

キャリアパスの限定性

医療機器メーカーの営業職は、特定の製品や業界に深く関わるため、その経験が他の業界や職種で直接活かせない場合があります。

医療機器メーカーの営業職で得られる経験やスキルは、医療機器業界や関連業界では高く評価されますが、他の業界や職種への転換を考える場合には、適用範囲が限られることがあります。

例えば、製造業や情報技術などの異なる業界では、異なる知識やスキルが求められ、医療機器の営業経験だけでは競争力を持つことが難しいかもしれません。

キャリアパスを広げるためには、他の業界や職種で求められるスキルや知識の習得に努めることが重要です。

例えば、英語のスキルを身につけることやプレゼンテーション能力を開発することは、キャリアパスを限定的にしない工夫です。

国際的な視野やコミュニケーション能力は、異なる業界や職種でのキャリア展開において価値を持つことがあります。

転勤の可能性

医療機器メーカーの営業職には、転勤の可能性が存在します。

特に大手企業では、全国各地の拠点や顧客をカバーするために、営業担当者の配置変更や転勤が必要とされることがあります。

転勤は、個人のライフスタイルに影響を及ぼす可能性があり、デメリットと感じる人も多くいるはずです。

新たな環境への適応や、家族や友人との別れ、マイホームをどうするかなど、様々な課題やストレスが生じる可能性があります。

一方、医療機器メーカーの中には「転勤なし」という条件で求人を募集している企業もあります。

自身の転勤の可否や制約がある場合には、入社前に転勤の有無を確認することが重要です。それにより、入社後のトラブルや不都合を防ぐことができます。

関連記事:医療機器メーカーには転勤があるのか?

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まとめ

医療機器メーカーの営業職は、高い専門知識とスキルを必要とする一方で、高いプレッシャー、長時間労働、キャリアパスの限定性、そして転勤の可能性などのデメリットも存在します。

しかし、これらのデメリットを理解し、適切に対処することで、医療機器メーカーの営業職は非常にやりがいのある職種となります。