医療機器営業向けのおすすめ転職サイト

医療機器営業向けのおすすめ転職サイト

この記事では、失敗しないための医療機器営業の転職サイトを紹介します。

医療機器営業に転職する場合は、業界経験の有無に関わらず、転職サイトを活用することが一般的です。

しかし、インターネットで検索すると、かなりの数の転職サイトが出てきます。

大手の転職サイトであれば大丈夫ではなく、医療機器業界の転職に強みを持っている会社を利用することで、転職の成功率を上げることができます。

この記事を書いている人

この記事を書いている私は10年以上の医療機器営業のキャリアがある現役の社員です。

現在は人工呼吸器を取り扱う外資系の医療機器メーカーでエリアマネージャーとして活動しています。

営業部の人事採用では、書類選考と一次面接に参加しており、候補者がどの転職サイトを利用しているかも分かります。そして、合格者がよく利用している転職サイトも把握しています。

世の中には求人サイトや転職サイトが書いた表面的な医療機器メーカーの仕事内容の記事が溢れていますが、読者にとって本当に有益な情報は少ないように感じます。

現役社員である私が、利用するべき転職サイトを紹介します。

転職サイトに登録する前に理解しておきたいポイント

国内企業と外資系企業で利用するべき転職サイトが違う!

私は外資系の医療機器メーカーで採用業務の一部も担当しています。これまで面接して見事に合格した候補者の多くがJACリクルートメントビズリーチを経由していました。

また、国内大手の医療機器メーカーで人事をやっている知り合いに聞いたところ、DODA、リクナビネクストが多いようです。

つまり、国内企業と外資系企業どちらに転職を希望するかによって利用するべき転職サイトは異なることになります。

転職活動のやり方の違いも理解しておこう!

さらに重要なポイントとして、転職サイトには大きな分類として、エージェント型、スカウト型、そして公募型の3つの種類があります。

エージェント型

エージェントと呼ばれる専門スタッフが転職活動をサポートしてくれます。喫茶店などで担当者に顔合わせして、転職希望者から細かなヒアリングをします。職務経歴書や面接などの対策もしてくれることが多いです。候補者の職務経験、スキル、年齢、性格なども考慮して、手が届きそうな案件を紹介してくれます。ポテンシャルの高い候補者には、高みを目指した挑戦を促す場合もあります。候補者自身も能動的に活動できるため、転職を本気で考えている場合におすすめです。

スカウト型(ヘッドハンティング)

スカウト型は提示される給与が高めに設定され、雇用条件などの交渉も比較的しやすいとされます。転職サイトに履歴書と職務経歴書などの情報を登録しておくことで、企業が求める人材像と合致する候補者をマッチングさせる方法です。一般的には転職サイトの担当者から企業面接の打診があり、登録者はイエスかノーで答えます。最近は企業から直接スカウトが届く転職サイトもあります。候補者として選ばれ声をかけられる必要があります。

公募型

医療機器営業の転職活動では一般的でないですが、新会社の設立や大手企業が新事業を展開する際にまれに公募することがあります。条件に合っていれば、比較的合格しやすいとされています。

このようなポイントを理解しておくことで、自分に合った転職サイトを選べるようになるでしょう。

転職サイトの特徴

外資系企業に強い転職サイト

JACリクルートメント

JACリクルートメントはエージェント型です。

サイト登録を行って基本情報を入力すると、エージェントと呼ばれる担当者から電話かメールでコンタクトがあります。その後、今後の転職活動についての打ち合わせを行います。

私はJACを経由して今いる外資系の医療機器メーカーに巡り合うことができました。その時にはメールと電話をベースに希望や条件をエージェントに伝えて、職務経歴書の作成もサポートして貰いました。

一次面接のあとに近くの喫茶店でエージェントとお茶をしながら、他の医療機器メーカーの紹介も受けることができました。

エージェントがこちらの希望に近い転職先の候補を探してくれますし、年齢や条件を考慮して手が届くものを紹介してくれます。

JACリクルートメントはこちらから登録できます。

関連記事:JACリクルートメントが医療機器の転職に強いは本当?利用者の評判、メリット・デメリットを解説!

エージェント型の注意点

転職希望者の職歴、資格、年齢、転職希望時期などの多角的な情報から企業を紹介してくれますが、ご自身のキャリアに見合ったものがほとんどです。つまり、高みを目指した転職を希望するなら事前にエージェントと相談しておく必要があります。

また、エージェントは複数の転職希望者を担当するため、こまめに連絡を取り合える人を好みます。あまりに連絡が取れないとエージェントのやる気がなくなってしまうので、サイト登録してエージェントから連絡が入ったらしっかり対応することが望ましいでしょう。

ビズリーチ

ビズリーチは典型的なスカウト型の転職サイトです。

ビズリーチはハイクラス転職に特化している転職サイトですので、外資系企業の医療機器営業の求人が多くあります。積極的に年収アップや幹部候補を目指して転職活動している人が、ビズリーチを利用している印象があります。

最大の特徴は企業から直接スカウトが届くことです。また、ヘッドハンターと呼ばれる担当者から企業紹介を受けることもできます。

私が勤めている外資系企業の医療機器メーカーでも、人事部がビズリーチに登録された転職希望者に直接スカウトメールを送っていると聞いています。

スカウトが届くまでに時間がかかりますので、まずは登録してアカウントの準備をしておくと良いと思います。

ビズリーチはこちらから登録できます。

スカウト型の注意点

特に企業からのダイレクト・スカウトを希望するなら、人事担当者の興味を惹くような履歴書や職務経歴書をマイページに登録しておく必要があります。スキルや転職の希望度などアピール項目はしっかり記載しておくべきです。

国内企業に強い転職サイト

DODA

DODAはエージェント型の転職サイトです。

国内の大手企業の求人を多く扱っているようで、国内の医療機器メーカーで人事をやっている知人はDODAからの紹介が非常に多いと言っていました。

私のいる外資系の医療機器メーカーでもDODAからの紹介が少しばかりありますので、オールラウンドに提案ができる総合転職サイトです(外資系の医療機器営業の仲間たちに聞いてもDODAを活用した人はほとんどいないため、国内企業の方に強みを持っていると考えられます。)

選任のエージェントから転職アドバイスや職務経歴書の添削などのサポートも充実しています。

オープンにされていない非公開求人も豊富に取り揃えている特徴があり、とくに国内企業の医療機器営業を幅広く検討したい場合にはDODAを活用すると良いでしょう。

DODA(デューダ)はこちらから登録できます。

エージェント型・スカウト型の使い分け

医療機器営業に転職するにはエージェント型またはスカウト型のどちらかを活用する方法が一般的だと説明してきました。

では、どのように使い分けするのが良いのでしょうか。

医療機器業界を未経験で転職活動するなら、エージェント型がおすすめです。

エージェント型であれば、異業種での経験を活かしやすい医療関連の企業を紹介してもらえますし、転職活動中の悩み事も相談しやすくなります。

もちろん、すでに医療機器業界で働いていて転職活動を考えている人にもエージェント型はおすすめです。

医療機器業界を経験しているなら、スカウト型も検討しましょう。

スカウト型は転職希望者のこれまでの医療業界での職務経歴やスキルを評価する傾向があります。

医療業界の営業職は一般的な営業と特色が異なるため、スカウト型の場合は医療業界で実績を作ってきた人にオファーを出すことが多いです。

そのため、未経験者ですと好条件のスカウトはあまり来ない可能性があります。

未経験者の場合、まずエージェント型で医療機器業界に入って経験を積んでから、スカウト型でさらに高みを目指す方法が良いかもしれません。